SEMICONDUCTOR
精研では以下のような技術を開発しております。
WL-CSP、FlipChip、CopperPillarなどの電極に適したプローブカードです。
一般的なP=0.3~0.5mmのバンプから昨今のP=0.15mmクラスの挟ピッチまで対応出来ます。
また、プローバーでの運用以外にもプローブカード本体にチップをガイドする枠、それを押さえる蓋を付けることによりICソケットと同様の運用も可能です。
1つの電極に2本のピンをコンタクトさせることが必要なケルビン測定に対応しています。一般的なピンを細くして2本コンタクトさせる技術に加えて、特殊形状のプローブを用いることにより2端子間のギャップを極限まで詰めてコンタクトすることも可能です。また、プローバーでの運用以外にもプローブカード本体にチップをガイドする枠、それを押さえる蓋を付けることによりICソケットと同様の運用も可能です。
ケルビンプローブカード&ソケットキット車載向けデバイスなど大電流を扱う商品に特化したプローブカードです。
独自のハウジング技術を用いることにより通常のプローブカードでは扱えなかった大電流に対応出来ます。
マイクロキューブ(板バネ)を使用したプローブカード・ICソケットです。ダイオードやSOP、QFNパッケージで大電流を扱う検査向けの製品です。コンタクトプローブ以外を用いたテストソリューションも有しています。
大電流MCプローブカードスマートフォンの磁気センサーをはじめとした非磁性デバイス用プローブカードです。磁気が厳禁の環境下においてプローブ、プローブカード本体を非磁性化しました。業界随一の挟ピッチP=150μに対応。基本構成は一般的なアドバンスト型プローブカード同様のため多数個測定も可能。また、ICソケットと同様の運用もできます。
非磁性プローブカード&ソケットキットアドバンスト型プローブカードの限界までピッチを詰める開発を行っております。
挟ピッチプローブカード後工程のパッケージ検査に使われるICソケットをユーザー様のニーズに応じて切削で1台から製作いたします。ICソケットにおいても非磁性、ケルビンなど特殊用途にも対応しております。
半導体検査用ICソケット半導体を電気的に検査する工程は大きく分けてウェハー上で行う前工程、BGAやCSP、QFNなどパッケージした後に行う後工程の2つに分かれます。
前工程の検査ではプローブカードが使われます。
プローブカードは配線用基板にプローブなど垂直型端子を用いたブロックを取り付けるアドバンスト型、タングステンなどの針を直接基板に取り付けるカンチレバー型に分けられます。
精研ではコンタクトプローブの技術を生かしたアドバンスト型(垂直型)を取り扱っております。
アドバンスト型(垂直型)の特徴はピン配列が自由なためマトリックス(格子状)の端子の配列にも対応出来る、多数個測定に有利、プローブマーク(打痕)がカンチレバーと比べて小さい、昨今で増えてきているアルミ電極で無くハンダバンプ、CopperPillarなどに対応出来る、カンチレバーと違い1ピン単位の現場でのメンテナンスが容易という多くのメリットがあります。
後工程の検査ではICソケットが使われます。
ICソケットには本体となる樹脂を切削加工してコンタクトプローブを入れたタイプと成型品に板バネを入れたタイプに大きく分けられます。
精研では前者のコンタクトプローブを用いたタイプを取り扱っております。
切削加工なので特殊な形状のパッケージに対しても高価な金型代が不要でイニシャルコストを抑えて製作することが出来ます。
また、コンタクトプローブを用いることにより先端形状のバリエーション、表面処理などパッケージに対して最適なものを選ぶことが出来ます。
そして金型ソケットでは出来ない1ピン単位の現場でのメンテナンスも可能なのでランニングコストを抑えることが出来ます。